Blanko Lyrics
Blanko Lyrics
2014 Kazue Akao
ブランコ Blanko
今でも高難度に恐怖は倒しきれないまま
それでも今夜は命綱のないこの空中で舞おう
決して目を伏せるな
これが最後のショーになるから
闇をつくるな
照明が果てないこの道を見せるように、もっと…
儚んじゃいないさ 今更
恋しい人や音に酔いしれていたいな
希望を叶えてくれるならひとつだけ
抱きしめてくれ
決して声をあげるな
もう二度と言わないから
互いにこんなシーンを演じるなんて
ありえない今日限り
さあ幕が上がる からくりはないさ
ガラス仕立ての空中へ
もう何も聴こえないけど
揺らせよブランコを
信じてるわけじゃないその手を
つかんではいけないかも知れない
ブランコ
ブランコ
戻れない
ガラスの暗い暗い宇宙へ
もう何も聴こえないけど
揺らせよブランコを
信じてるわけじゃないその手を
つかんではいけないかも知れない
ブランコ
ブランコ
戻れない空
ブランコ
ブランコ
ブランコ・・・
8 Hachi
静寂を揺り籠にして
あなたは混乱を遠ざける
蜘蛛の糸の伸びる先は
もう戻れない魔界へ続く経路
正直になれることはない
ここで温かく揺れてろ
突き当たれば扉の節が
その向こうの夢の場所を奏で出す
八つの頭を持った時の申し子
この世界中遍く
今智慧を重ね叫びだす
端末に繋がれた人類は
夢が機能を超えてる
明日を 永遠を
緩やかな景色になる
雷鳴が轟いている
鮮やかに時を運べ
すべて意のままだから
顕われろ
静寂の揺り籠はまだ
今まで通りに揺れるけど
大いなるCPUの泉は
包み隠しても絶えはしない
八つの頭を持った時の申し子
この世界中遍く
今 智慧を重ね叫びだす
端末に繋がれた人類は
夢が機能を超えてる
駆け巡れ
激動とフェノミナ
世界中遍く
智慧が重なり叫びだす
端末に繋がれた人類は
夢が機能を超えてる
明日を 永遠を
サイコロ Saikoro
咲き乱れる可憐な笑顔の群集の陰に
もっと上を睨んでこの峡谷を転がる
サイコロ
もう一度 振り出しに立って
あなたを捜したいよ
融通のきかない友達という名の
碌でもない答えしか持たない
さぁどうする? サイコロ
もう一度 振出しに立って
あなたを捜したい何をしても
でもころがる ころがる
どうしても
ころがる ころがる
終わりなく
ころがる ころがる
どうしても
ころがる ころがる
癇癪が刺さる 刺さる 刺さる
サイコロ
もう一度 振出しに立って
あなたを捜したい何をしても
でもころがる ころがる
どうしても
ころがる ころがる
終わりなく
ころがる ころがる
どうしても
ころがる ころがる
癇癪が刺さる 刺さる 刺さる
キウイ Kiwi
変わった奴がいてひとりで歩いてた
アスファルトの匂いがする新しい小径を
変わった奴はいつも人のしないことをして
変わった奴だけに目立っている ララ...
雨の日も
暑い日も
雪の日も
歩いてる
変わった奴をいつも見てる奴もいる
憧れているみたいよ変わってるとこ
雨の日も
暑い日も
雪の日も
歩いてる
変わっているって素敵だ
誰にも持てない時間だ
もっと大事に探そうよ
誰も見えてないことを
駈け回ってくちばしラララ
宝物壊さないように
この大地は果てしのない
ひとつとして同じではない
変わっているって素敵だ
誰にも持てない時間だ
もっと大事に探そうよ
誰も見えてないことを
ピエロの心臓 Pierrot Heart
境目のない種の果てで
心にもない悪口を並べ
夢はめくるめく千鳥模様
あぁ、道化のハート
夜毎の不明瞭さに
押し寄せては返す焦り
早く手にもっと
欲しいよ羽根を
地平の彼方
数えるあなたの
編み目の穴が
泣いてるほらね
見え透いた嘘
早く手でもっと
引きちぎれるよ
しがらみの束
そこまでやってその先は
閉ざす気なら話しは違う
無垢を装う御辞儀草
終らない駆け引きが
洒落臭い
境目のない種の果てで
心にもない悪口を並べ
夢はめくるめく千鳥模様
白黒 白黒 白黒 つけたい
さて 'O sole mio
間違いなくそこに
一層輝く陽光柱
夜が来て沈みきったそれを
窓の下で嘆くな …… 不覚
断末魔
カタカタ鳴ってる
早く手でもっと
引きちぎれるよ
しがらみの束
そこまでやってその先は
閉ざす気なら話しは違う
無垢を装う御辞儀草
終らない駆け引きが
洒落臭い
境目のない種の果てで
心にもない悪口を並べ
夢はめくるめく千鳥模様
白黒 白黒 白黒
夜光虫 Noctiluca
雨宿
人の行き交う街角
冷えた指先はそっと
見えない探し物
いつかの夢
いくつもの温もり
woo… 青い空
流れるように飛ぶ鳥
細く曲がった葉脈の声を聴け
陽が沈んで 陽が昇る時までに
あぁ つくろいきれない
woo… 暗い海
虫がつぶれて光る
帰れないよ
道は雨にぬれて
見えるものすべて曇ったガラス
どんな人か忘れてしまえる
さようなら
アンツィラナナ
いつも紅い同じ太陽の下で
夕焼け 夕焼け
スゴイダンス Sugoidance
ファンダメンタル
バラバラ
寒い冬の芽
クイッとも出せず
絡まった道徳の心
閉ざした扉の闇を飛んでけ
振り返った
ギラッタギラッタ
飽食の陽炎が
なんだかんだで
チャラチャラ
孤独の合図
スイッとも出せず
固まった蝋燭の芯
そろった頭の上を飛んでけ
振り返った
コワイダンス・コワイダンス・コワイ
植物園は
とても温かいから
そっと泣けるよ誰も笑わない
だから おぉ・・・・・
とにかく行こう河に沿って
馬鹿を装え
振り返った
スゴイダンス・スゴイダンス・スゴイ
植物園は
とても温かいから
そっと泣けるよ誰も笑わない
だから おぉ・・・・・
とにかく行こう河に沿って
火の玉が海を泳ぎきる
Fireball goes the sea
だからなんて言えばいい
面倒になってるここへきて
こんなつもりじゃない
そう、今が時なのかも
今夜はもうこの部屋に居ない
明日にはもう新しい役が付くからいいじゃない
呑もうよ
火の玉のスープ
こんなすてきな朝に
強い陽の光はいらない
そっと温めればいい
出がらしの茶葉を
これからはひとりで起きるんだ
暗い朝に寒いかも
目の前の海を
火の玉が海を泳ぎきる
そばにいて欲しいのなら
そんな奴を探せばいい
深い底なしの傷は
とても癒えるもんじゃない
さよなら影の国
真っ黒い部屋
錆び付いた心にも宿る熱
これからはひとりで起きるんだ
暗い朝に寒いかも
目の前の海を
火の玉が海を泳ぎきる
泳ぎきる
泳ぎきる
目の前の海を
火の玉が海を
目の前の海を
火の玉が海を
案外 Angai
魚眼のような広角の
空いっぱい光ってる星よりも
底のない泥沼に咲く現実で
きっと削ぎ落されることなのかも
案外に
飛んでるスピードの絵の速さで
胸いっぱい吸い込んだ気の重さは
ゆっくり気道を流れ顔を見上げて
きっとうまくいくものだと笑う
つまりは案外
ポイントのもっと奥が見えなくて
さらに底のない鹿の瞳孔
邪魔する影は実のところ
自分の命の傾向 存外
飛んでるスピードの絵の速さで
胸いっぱい吸い込んだ気の重さは
ゆっくり気道を流れ顔を見上げて
きっとうまくいくものだと笑う
つまりは案外
そのうちにチカラは抜けて
体に温かい血が駆け巡る
窮屈な拘束は速攻離れて
魚眼に灯が入るから
案外
案外
案外
案外